みんながみんなにコミュニケーションスキルを求める時代。

■上司を尊敬7割超え コミュニケーションが良好なカンケイの秘訣心動かされる言葉は「キミならできる」 レジェンダ・コーポレーション


昨日、発表された上記の調査の結果がちょっと面白かったので紹介したいと思います。調査の趣旨としては入社9年目までの若手社会人への上司に関する意識調査。上司を尊敬していますか?という質問には、7割以上の人が尊敬していると答えていて、意外とみんな尊敬しているのだと思ったのですが、私が注目したのが次の設問です。

上司に求める人間力という項目で、その一位が「コミュニケーションスキル」だったのです。人事・採用に携わる仕事をしていると、この「コミュニケーションスキル」ってお馴染みなワードなわけです。新卒採用において企業側が学生に求める素養の一位は毎年のように「コミュニケーションスキル」。


そう思うと、この国では企業は新卒採用において学生に「コミュニケーションスキル」を望み、その学生は社会人になると上司に「コミュニケーションスキル」を望むわけです。みんながみんなお互いに「コミュニケーションスキル」を求めるというのは、なかなかシュールな光景のような気がします。


ただ普段、様々な企業に触れている感覚値としては部下からみると上司とコミュニケーションをとる機会が少なくなっている傾向はある気がします。もっとコミュニケーションを取りたいからこその「コミュニケーションスキル」なのかもしれません。他にも面白い調査があったので、ぜひ詳細を確認してみてください。