【採用できない企業あるある】採用担当の効率重視。

今回の「採用できない企業あるある」は、少し私たちの立場から物申すには勇気のいる内容です。いや、わかるんですよ。最近の人事や採用担当の方がお忙しいことは。やることも多いし、考えなければいけないことも多い。でも、自分の工数ばかり考えすぎると、本末転倒になっちゃいませんかという話です。具体的には以下のようなこと。


・応募者が来すぎると対応が大変だから広告上の人材要件を高くしすぎる

・無駄な面接をしたくならいからと、書類選考で絞りすぎる

・面接に時間を割かないために複数人同時の面接を設定する

・広告作成のための取材や撮影に、あんまり協力してくれない。


まぁ、最後のは恨み節というか半分冗談ですが、そのようなことです。もちろん、それぞれが妥当な根拠があることであればいいのですが、その判断基準が自身の工数削減のためというのであれば、少し考え直したていただきたいと思うのです。効率を成果/時間と定義するのであれば、採用活動において一人も採用できなかった場合、成果はゼロ。つまり最悪の効率となるわけです。であればこそ、採用成功という成果を重視して欲しいと思うのです。言われなくてもわかってるよという話で恐縮ですが。


やはり私たちの立場としては採用成功していただいてナンボなので、上記のようなことを目にするのはやはり残念というかやるせないような気持ちになってしまうのです。