『初めての面接官』人事の代わりにググりました。

いきなり人事や採用担当を任されて、案外、戸惑うのは「面接の仕方」。

マニュアルなんかもちろん残されてなくて、

昔、担当していた大ベテランに聞いてみたら

「適当にやってた」「顔を見ればわかる」なんて答えが返ってきたりしがちです。


一言で面接と言っても雇用形態や職種なので、

もとめられる事やポイントも変わってくるとは思いますが、

基本的には面接に関しては以下の3つの目的があると考えられます。


・評価:被面接者の業務上の必要な能力や資質などを適切に評価する

・惹きつけ/口説き:被面接者に対して好印象を与えることで自社への志望動機を強化する

・トラブル防止:SNSが発達してよりリスクが増していますが、面接中の発言などで、大きなトラブルを起こさないように防止する。


ということで、上記の観点で人事の代わりにググりました。


■『面接質問集20選』ヒューマンスキルをどう見極める?

引用元 エン人事のミカタ

自分が行なっている面接が果たして一番ベストなのだろうか――面接担当者であれば、誰もが一度は不安を覚えたことがあるのではないだろうか。そもそも面接を行なう時間は長くて1時間程度。初めて会った者同士が、短時間で理解し合うことは容易ではない。
また、企業の面接担当者からよく聞かれるのが「ヒューマンスキル」を見極める難しさ。例えば実務スキルは職務経歴書に目を通せば、ある程度把握することができる。面接においても、これまでに携わった仕事内容や実績など比較的質問もしやすい。しかしコミュニケーション能力や職務適性、向上心など、いわゆる“ヒューマンスキル”と言われる能力は面接でしか知る機会がなく、且つ見極めが難しいようだ。


技術力や資格など、単純なスペックではないヒューマンスキルを見抜くための質問。5Pに渡る対策で、最終ページには様々な人事の方による「面接の心構え」的なものも紹介されています。質問の一つひとつは、素晴らしく特別というわけではありませんが、網羅的に紹介されているので非常に助かります。


■【海外事例】面接官がよく使う質問100選

引用元 HRreview

面接は、職務経歴書では知ることのできない、候補者の考え方や価値観、能力、期待されるバリュー、人となりなどを確認する重要な場です。面接担当者は限られた時間で、さまざまな角度から質問を投げかける必要がありますが、「どんな質問をすべきか」で悩むことも多いかと思います。


海外事例ながら、こちらも網羅的に質問が100紹介されています。わりと日本と変わりませんが、

会食で、あなたはレストランの店員に“レア”のステーキを注文しましたが、出されたのは“ウェルダン”のステーキでした。どう対処しますか?


とかは、ちょっと面白いですね。



■【面接担当者必見】採用面接でのポイントとすぐ使える質問集

引用元 人材採用・人材募集ドットコム

目次
採用担当者の心構えと採用面接の質問15選
採用担当・面接担当に向いている人間性

採用担当・面接担当の心構え

良い質問の仕方

良い求職者を見極めるための採用面接質問集

まとめ


面接官の心構えから質問など、幅広く面接のコツを紹介しているページ。「採用担当/面接担当に向いている人間性」という着眼点が面白かったです。



■採用面接で陥りがちな先入観とは | 人事は必ず押さえたい

引用元 HR NOTE

皆さんは自分が正しいと思っていたことが、実は違っていたなんて経験はありませんか。
私自身よくあることなのですが、先入観を持って物事を見ていたために視野が狭くなっていたり、判断を誤ったり、なかなか事実を受け入れることができなかったりと、反省すべきことが多々あります。
先入観を持ってしまうのは仕方がないことだと思うのですが、採用面接などの場面では、先入観を極力なくし客観的に見極めていくことが求められます。


陥りがちな面接における先入観を紹介したページ。人間である以上、認知バイアスは仕方ないですが、それを知っているだけで特定の被面接者を過剰に高く評価したり低く評価したりということは低減できそうです。


■募集・採用の資料

引用元 全国求人情報協会

求人情報の適正化を推進するために、冊子やパンフレット、チラシなど求人者啓発の資料を作成しております。

全国の求人情報産業を営む企業によって構成されている「全国求人情報協会」によるページ。当該ページ内にはpdfで、複数の資料が掲載されており、「より良い人材と出会うためのワンポイント(5) 応募者対応」「より良い人材と出会うためのワンポイント(6) 個人情報」「より良い人材と出会うためのワンポイント(7) 面接」あたりが、参考になりそうです。




■公正な採用選考の基本

引用元 厚生労働省

厚生労働省による、公正な採用選考の基本的な考え方を紹介したサイト。面接ではしてはいけない質問なども紹介されており、コンプライアンス的な観点で最低限のガイドラインとなりそうです。



■面接官の心得5ヶ条【採用マニュアル】

引用元 魔法剣乱れ打ち【マネジメントと営業ノウハウ】

採用成功のために必ず通らなくてはいけない道が「面接」です。人事不在の会社であれば、マネジメント陣が面接に関わる機会も多いと思います。
面接を軽視しがちな企業が多いですが、実際のところ面接官の力量一つで、
魅力的な人物の採用確率

採用単価

内定辞退の確率


面接官の心得が簡潔にまとまっているページ。

1.会社の顔であることを忘れずに。外見と口先に気をつける

など、基本のようですが「選んでいる側にいる」という意識があると、意外と忘れがちです。



■面接官の「神対応」と「塩対応」|候補者だって見ている

引用元 HR NOTE

面接官の対応によって、候補者の方の志望度が変わるケースがあります。
せっかく自社にマッチして活躍してくれそうな候補者の方がいても、不快に感じさせる一言や態度で他社に行ってしまう、なんてこともあるかもしれません。


実際のtwitterなどでの声をもとに面接官の良い対応、悪い対応について紹介されています。生の声だけに説得力がありますね。


ということで、「面接の仕方」についてググってみました。面接を受ける側としての面接対策の情報は数多く出てくるのですが、面接を実施する側の情報やノウハウは少なかったのが印象です。


実際に、数多くの企業の採用をサポートしてきた私達ですが、面接が強い企業さんというのは、採用が上手いという印象があります。ぜひ、参考にしてください。