今「採用学」という本を読んでいます。
2016年度の日本の人事部 HRアワード 書籍部門で最優秀賞を
獲得した書籍なので、人事や採用担当の方なら読んでいる方も少なくないかもしれません。
また読み終わったら、しっかり書評的な記事をアップしたいと思うのですが、
読んでて、ちょっと面白かったのが日本の企業の人事担当者150名に質問した、
「採用担当者は、何で評価されるのか?」
細かい数字や全貌は、ぜひ本を手にとって確認していただくとして、
トップ3は以下のようになっていました。
No1 社風に馴染む人材を採用
No2 高業績をあげる人材を採用
No3 早期離職者数を抑制
※服部 泰宏『採用学」(新潮社、2016年) 第1章 表1-2より
私たちの肌感覚でいうと、人事/採用担当者の方は新卒・中途・アルバイト問わず、
応募者数(エントリー数)と採用決定者数によって評価されている気もするのですが、
実際は、真ん中くらいの順位でした。
もっとも、それは、私たちが求人広告代理店という立ち位置で
人事や採用担当と接していることと接しているからかもしれませんし、
本書にあるように
日本企業の採用担当者は、意識の上では、入社後の業績や離職など、採用活動終了後(入社後)に顕在化する成果にまで配慮をした上で業務を行っているのだが、それらが実際に担当者の責任としてとわれているわけではない
※服部 泰宏『採用学」(新潮社、2016年) 第1章 P48より引用
からかもしれません。
興味ある方は、ぜひ手にとって見てください。
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