離職率を抑えるには、「先輩風」禁止が効果的?

非常に個人的な話なのですが、先日5歳になる長男の運動会に行ってきました。長男はどちらかといえば引っ込み思案で、例えば同じクラスの子でも、それほど親しくなければ自分から積極的に声をかけるタイプではないんです。それが、その運動会である子に向かってオッサンみたいに「おう、ケンジ(仮名)!」と下の名前を呼び捨てにして手をあげて挨拶をしていたのです。話を聞いてみると、通園バスで席が近い一学年下の子らしいのですが、その口調や身振り含め、普段の長男のキャラとは違いすぎて親としては意外な一面を知った気がしました。


まぁ会社にいると新入社員が入ってくると、去年までの新入社員が「先輩風」を吹かす光景は毎年のようにみるのですが、幼稚園児ですら、こういう「先輩風」現象が起こるのだなぁと微笑ましくみていました。まぁ、仲よさそうだったので。


で、本題はこちらのニュースです。


■1万人に聞く「職場の人間関係」意識調査 転職経験者の半数以上が 「人間関係が転職のきっかけになったことがある」と 回答。 @PRESS


en japanさんが行なったアンケート調査に関するニュースで、概要を引用すると以下のようになります。※調査のプレスリリースそのものはこちら


★ 転職経験者の半数以上が「人間関係が転職のきっかけになったことがある」と回答。
★ 8割以上が「今までの職場で、人間関係に難しさを感じたことがある」と回答。難しさを感じた相手、トップは「先輩」。
★ 職場での人間関係を良くするために工夫していること、「相手への理解」、「仕事以外のコミュニケーションを増やす」。


多くの転職者が職場の人間関係が転職のきっかけになっていて、一番、難しい相手は「先輩」という調査結果です。これ結構、意外で過去の似たようなアンケートだとどっちかといえば「上司」が転職理由になっていた印象があるのですが。


詳しくはリンク先を見ていただきたいのですが、その理由として「威圧的」「気分に浮き沈みがある」「指示に一貫性がない」などが挙げられています。


ということで、各種ハラスメントなどに対する社会の考え方も変わりつつある昨今、「先輩」としての振る舞いに対するガイドラインなどをつくることも離職対策の一つになりそうです。