採用の仕事をしていると、いわゆる有効求人倍率の推移というのは市況というか相場観の1つの指標としてチェックするものですが、ニュースなどで触れられている数字だと正直、ざっくりしすぎていますよね。アルバイトも正社員も地域も全部一緒くたの指標だと、さすがに参考にするには粗すぎる。
でも、大丈夫。実はアルバイトだけの求人倍率やエリア別の求人倍率もしっかり公表されています。
■一般職業紹介状況(職業安定業務統計)2018年4月分 厚生労働省
厚生労働省の月次で更新される一般職業紹介状況。これは有効求人倍率などのデータが含まれていますが、あまり知られていませんが実はここに「パートのみ」というデーがきちんとあります。
なので、アルバイトの有効求人倍率は普通に調べることができます。さらに地域別に関してもしっかりデータがあります。例えば、神奈川県。
■神奈川労働市場月報 平成30年4月
こんな風に各自治体の労働局などでデータが発表されています。というか都道府県別のデータに関しては、上記の一般職業紹介状況にもあるのですが、データとして扱いづらいのでこうして労働局のデータを参考にした方が早そうです。
ということで、アルバイトだけ/地域だけの求人倍率の調べ方を紹介してみました。
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