新卒の面接が変わってきた今だから、確認したい面接官のNG行為。

昨日の日経新聞にこんな記事がのっていました。


離れた面接セット減る 圧迫感なくし共感重視 日経新聞


確かに、あの面接スタイルって割と新卒独特のものがありますよね。それがなくなってきているというのは、記事にある通り企業側の面接に取り組む姿勢が変わりつつあるのかもしれません。


そんな今だからこそ、面接で悪い印象を与え採用にネガティブな影響を及びす面接でのNG行為を紹介したいと思います。


■圧迫面接

今やられている企業さん自体が少ないとは思いますが、まずオススメできません。特に昨今はハラスメント問題などを背景に「圧迫面接」という行為そのものに対して社会的に厳しい目を向けられているので、求職者に対する印象が悪いことはもちろん、SNSなどで広がった場合に採用上のレピュテーションリスクがあるだけでなく、大炎上となれば企業の名前に大きな傷がついてしまいます。


■就職差別やハラスメント

これも今となっては常識ですが、就職差別につながるような質問やそれに類するプライベートに踏み込むような質問をすることももちろんNG。恋人の有無などが典型的な例ですが、少し場を和まそうとして際どい冗談を言ってしまうというケースもありがちなのでお気をつけください。


■遅刻

設定した時間に大幅に面接官が遅れるなども悪印象。時間管理の面で、だらしない印象を与えます。


■PCやスマホをチラチラ見る

これは特に面接官側が複数の時に起こりやすいと思いますが、メールなどの確認のためにPCやスマホをチラチラみたり、時には返信まで書き始めたり。逆の立場になるとわかると思いますが、やられている方は意外なほどわかるものです。「自分の話を聞く気がない」と思わせるのは悪印象です。学生が話している時に「目を合わせない」「無表情で聞く」なども同様の印象を与えます。


■感じの悪い態度をとる

就活生の受け答えを鼻で笑ってみたり汚い言葉づかい、必要以上の上から目線なども要注意。ハラスメントなどと同じで場を和まそうとして・・・ということもあるあるなので、気をつけてください。


ということで、面接でのNG行為をまとめてみましたが、どれも普通のビジネスの場面でのクライアントや取引先とのやりとりでは、絶対に許されないことばかり。対学生だからといって対応を変えるではなく1つのビジネスの場だと思えば問題ないはずです。


もちろん人事や採用担当を長くやってきた方ならわかっていることばかりだと思いますが、採用に慣れていない現場の方をアサインした時などは、事前の注意喚起もしておいておいて損はないと思います。