『勤務間インターバル制度』社長が導入しようと言い出したら。

さて、先日も記事で紹介した「働き方改革法案」が衆院を通過し29日には採決されるといわれています。その中の1つである「勤務間インターバル制度の促進」について、以下のようにニュースになっています。


仕事を終えてから次に働き始めるまでに一定の休息時間を確保する「勤務間インターバル制度」について、政府は導入企業の割合を2020年までに10%以上にするとした数値目標を設ける方針を固めた。この制度で数値目標を掲げるのは初めてで、企業に導入を促す狙いだ。

朝日新聞


まぁ、10%以上で罰則もなく努力義務なので、おそらく多くの企業はとりあえず様子見というリアクションのような気もしますが、会社によっては経営者の号令で導入することになるかもしれません。


そんな時に参考になりそうな資料を人事の代わりにググりました。


■勤務間インターバル制度を取り巻く状況等 厚生労働省

本丸の厚生労働省の資料。制度そのものの説明や国内の導入状況、事例などが紹介されています。


■勤務間インターバル制度導入事例集 厚生労働省

こちらも厚生労働省による導入事例集。本田技研さんやKDDIさん、ユニチャームさんなどの導入事例が紹介されています。インターバル時間も各社様々で、8時間の企業もあれば11時間の企業もあったり、部署や職種などで変えていたりと工夫して取り入れているのがわかります。他にも導入の背景や運用上のコツなども紹介されており、参考になりますね。


■「勤務間インターバル」の導入時に決めなければいけない3つのポイントは? 社会保険労務士法人アールワン

導入する際に決めなければいけないことを解説されています。


■勤務間インターバル 制度設計と就業規則 日本の人事部

制度概要や事例というのは他と同じですが、就業規則の記載例や裁量労働制、フレックス制度との関係性なども解説されていて非常に参考になります。


ということで社長が突然、「うちも導入するぞ」と言い出したら、参考にしてください。