ダイレクトリクルーティングサービスなどの盛り上がりなどを背景に、人事担当や採用担当が直接、求人情報を作成したりする機会が増えていることも踏まえて、お送りしているこの「求人広告ハック」。今回は、
「言いたいことではなく、お得な事を。」
です。
当たり前といえば、当たり前なのですが、求人情報において記載する優先度が高いことは求職者側にとって「お得な情報」や「知りたい情報」です。例え企業側が、とても誇らしく思っているような事があっても、それが求職者側にとっては無意味な情報であれば求人情報でことさら強調する必要はありません。アピールしたくても冷静に考えて、グッと我慢してください。例を挙げると以下のようなケース。
・人事担当が一生懸命、上層部に提案して実現した福利厚生待遇。
でも業界標準でみると、普通の待遇。
・業界に類を見ない独自のビジネスモデル。
でも短期の仕分けスタッフのアルバイト募集。
・お金をかけたオシャレな本社オフィスと社員食堂。
でも、支社の募集。
また「お得な事」のつもりでも、それが10年前の業界の常識にしばられていたり、直近に入社した一人の意見のみを根拠としていたりといった、本当に「お得な事か」と検証する必要があるケースもあります。
特に人事や採用担当といった企業の中の人だと、第三者的な視線で自社の事を検討するのが難しいとは思いますが、なるべく求職者視点に立ち「お得な情報」や「知りたい情報」を考えてみてください。
ということで、よかったらご参考にしてください。
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