私たちのグループの今年の社員旅行は京都でした。社員旅行の企画や運営を担当するのって総務や人事など管理部門が多いと思うのですが、企画/運営する側に回ると正直、悩ましくないですか?
「そもそも社員旅行って、社員が喜んでいるのか」とか「でも新入社員の誰それは意外と楽しみだって言ってたぞ」とか「福岡って、あいつの実家じゃなかったっけ」とか「飛行機乗れない社員がいるぞ」とか「重役の誰それがゴルフやりたいって言ってる」とか「節税対策なら、他のお金の使い道あるんじゃ」とか「結局、温泉入って宴会してっていういつものパターンでマンネリ」とか「自由行動が多いと逆に困る」とか「土日行って、次の日、仕事って辛い」とか「でも、さすがに平日はちょっと休めない」とか、、、
大手企業だとある程度、バッサリいけるとは思うのですが下手に全社員の声が聞こえる中小企業だと議論百出になって、「結局、何やっても誰かに文句いわれんじゃん」と企画する側のストレスになってしまう場合も。
ということで、今回の人事の代わりにググりましたは、なにかと悩ましい社員旅行についてです。
■社員旅行は、喜ばれているのか?
会社にあったら嫌なイベント、1位に選ばれたのは?
会社にあったら嬉しい制度・イベントランキング、1位は?
引用元 マイナビニュース
上記のニュースでは社員旅行は
嫌いなイベントの3位に40.2%で、
嬉しいイベントの5位に12.6%でランクイン。
差し引きすると、嫌いな方が多いということでしょうか。
社員旅行に行きたくない社員は半数以上!社員満足度をあげる社員旅行の準備
引用元 BOWGL
こちらのニュースでは、社員に行きたくない人が半数以上いるというニュースかなどを紹介しています。
いまなぜ社員旅行? 人気の理由
引用元 NHK
こちらは意外と最近、社員旅行が人気というニュース
と、やはり会社の制度としては、あまり支持されているものではなさそうです。
■マンネリじゃない社員旅行を目指すなら
あまり評判のよくない社員旅行。それでも少しは楽しんでもらいたい。温泉入って、宴会やるだけの社員旅行じゃなくて、少し変わったものにしたい。そんなニーズに応えてくれる業者さんも登場しているみたいです。
株式会社リンクイベントプロデュース
https://event.link-ep.co.jp/
あのリンクアンドモチベーションのグループ企業。社員旅行をはじめ様々な社内イベントのプロデュースを通じて組織の活性化に貢献しているというウリのようです。実際に事例紹介のページをみると、ただの社員旅行では終わっていないような例も掲載されています。
JTBコーポレートセールス 職場旅行3.0
http://www.jtbbwt.com/service/travel/trip.html
JTBコーポレートセールスが提案する「職場旅行3.0」は、企業で働く多くの社員が必要としている新たな価値を手に入れるための社員旅行。飲んで食べて騒ぐという楽しいだけで終わってしまう旅行ではなく、楽しみながら、社員の新たなモチベーションを充たす旅=投資として、価値ある社員旅行を提案いたします。
※「3.0」とは、「次世代の」「最先端の」という意味でつかわれている象徴的言語
というJTBさんが提案する新しい社員旅行のかたち。こちらでも事例が紹介されています。
タカラッシュ
http://www.takarush.co.jp/lp/group/
社員旅行に「リアル宝探し」を組み合わせたサービスを提供。
チャンバラ合戦 IKUSA
https://tyanbara.org/business/
チャンバラ合戦という新しいアクティビティを提供している会社。社員旅行に応用した事例も紹介されています。
■さいごに
ということで、社員旅行について少しググってみました。調べてみると社員旅行に工夫をこらしている企業さんは、建設系とかIT系とか普段はばらばらの現場で社員さんが働いている企業が多いような気がしました。確かにそういった企業では非常に有効なコミュニケーションの場になるのかもしれません。
さいごに、運営する側的には気になる以下の記事を紹介して結びとさせていただきます。
社員旅行での自由行動と会社の管理責任について
引用元 日本の人事部
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