本日、昨日と内定式だった人事のみなさま、お疲れ様です。
メディアでの取り上げられ方としては以下のような見方が中心でした。
・就職内定率が上がり、「売り手市場」
・1人辺りの内定者数が多く、内定辞退が多発
・採用予定者を確保できず内定式を実施できない企業も
内定式が終わると18採用も一応は、ひと段落。
19に向けて本格的に採用計画の詳細を詰めにいく時期を迎えていますが、
来期からは、さらに「その先」、つまり20やら21やらまで、
考えなくてはいけない状況になるかもしれません。
きっかけとなりそうなのが、リクルートキャリアが発表した、
「リクナビ C」https://rec.fofa.jp/rpc2/a.p/142/ です。
「リクナビC」についてプレスリリースから引用すると
当社では、本格的に就職活動が始まるタイミングまでに、そもそも自分の「持ち味」は何かということや、「やりたいこと」は何なのかということに向き合い、考えるきっかけにしてもらえるようなサービスを提供したいと考え、「リクナビC」を開始することとしました。これにより、就職活動が始まってから慌てるのではなく、自分のペースでじっくりと「持ち味」や「やりたいこと」を見つけ、自分の「持ち味」を生かすことができる企業と出会い、いきいきと働ける未来を実現したいと考えています。なお、「リクナビC」という名称には、「働くこと」(Career)を考えながら、充実した「キャンパス(Campus)ライフ」を送ってもらえるようにという想いを込めています。
サービス概要: 学生向けキャリア支援サービス
サイトオープン日: 2017年9月4日(予定)対象者: 大学・大学院、短大、専門学校、高専に在籍している全ての学生
対象企業: 首都圏に事業所を持ち学生インターン生を活用したい企業
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■「リクナビC」の特徴
――――――――――――――――――――――「リクナビC」では、社会に出て働くことを楽しみにしながら、学生生活を充実させようとする学生を増やしたいと考えています。低学年から、社会人との接点を通じた「自己理解」「仕事理解」に繋がる成長体験や、大学生活(授業・留学など)で学んだこととキャリアを結びつける機会を提供し、将来、自分自身の持ち味を生かしていきいきと働くことを実現するサポートをします。
1.「働く」について深く考えられる、長期有給インターンシップ求人情報の提供
(1)一ヵ月以上の長期有給インターンシップ
自分自身の「持ち味」や「やりたいこと」を深く知り、十分に自覚するには、一定期間以上の就業体験がより有効であると考えます。そのため、「リクナビC」に掲載する全てのインターンシップ求人情報は、一ヵ月以上の就業を約束します。また、全てのインターンシップ求人情報を有給のものにすることによって、学生の就業に対する本気と、企業の指導に対する本気を引き出します。
(2)社会人からの業務指導と、業務後の内省ならびに社会人からのフィードバック
「リクナビC」に掲載される全てのインターンシップ求人情報は、社会人からの定期的な業務指導が実施されることが条件となっています。そのため、学生は、社会で働く際に必要となる基本的な姿勢や、各業務で必要となる知識やスキルを学ぶことができます。また、インターンシップを経験した学生には、業務終了後、業務に関する自分なりの「評価」を「リクナビC」オリジナルのフォーマットに記入し、内省する機会を設けています。また企業も同じフォーマットへフィードバックを記入します。こうした内省や業務に対する企業からの評価の機会は、一般的なアルバイトで標準的に得られるものではないため、「リクナビC」では必須とすることで、インターンシップを単なる業務体験だけではなく、自分自身の「持ち味」や「やりたいこと」について考えをめぐらす機会にしてもらえると考えています。
2.「働く」を考えるきっかけとなる、ワークショップ型イベント
(1)数時間~半日のプログラム
一方で、さまざまな事情で長期間のインターンシップには、なかなか参加できない学生や、受け入れができない企業も一定存在します。そのような場合でも、自分自身の「持ち味」や「やりたいこと」を考えるきっかけを提供できるよう、数時間~半日のプログラムも提供します。
(2)課題解決型ワークショップ
当社がこれまでに手掛けてきた様々な形態の学生向けイベントを通じ、ワークショップ型のイベントが、学生に一定の「自分自身や就業に関する理解」を促すものであることがわかってきました。そこで、協賛企業または当社が設定する課題に取り組む「ワークショップ型」のイベントを実施することを予定しています。
分かりづらいんですけど、ようは
大学低学年向けの「長期有給インターンシップ 求人情報 サイト」であり、
利用する企業向けには、「後課金型 長期有給インターンシップ 採用広告メディア」
ということです。
大学1,2年生との接点をつくれる「リクナビ」ということでは、
20や21以降の採用活動への布石という側面は否めません。
リリースも遅れているようであり、どこまで定着するかはわかりませんが、
採用活動のリアルな選択肢として、登場した以上、
やるかやらないかは検討した方がいいのかもしれません。
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