■2018年新入社員調査より 今年の新入社員は何を求めているのか?
という記事が今年もリクルートマネジメントソリューションズさんから出ていました。これよく見ると、結構、面白いですよね。昨年と5年前との比較が載っているのですが、5年前と比べると大きく変わっていることがわかります。例えば「お互いに個性を尊重する」職場で働きたいという項目が10ポイント以上、伸びていたり、時代を反映した若手の感覚を読み取ることができます。
リクルートマネジメントソリューションズさんが行っていることからも調査の主眼としてはマネジメント側に対する参考資料という意味づけが大きそうですが、若手求職者の意識を知るということからも有用な調査と言えそうです。ということで、同じような2018年の新入社員に関する調査をまとめてみました。
■『2018 年マイナビ新入社員意識調査』 マイナビ
こちらはマイナビさんの調査です。
仕事とプライベート、どちらを優先したいか聞くと「プライベート優先の生活を送りたい(“どちらかといえば”含む)」が 63.2%で過去最高となった。
という話題がクローズアップされています。
■2018(平成30)年度 新入社員意識調査アンケート結果~「自分の時間」も「所得アップ」も。二兎を追う新入社員~三菱UFJリサーチ&コンサルティング
こちらは三菱UFJリサーチ&コンサルティングさんの調査。
○自分の時間を大切にするが、所得増加も望む。趣味を副業にすることも検討。
○6割の男性が育児休業取得を希望。「イクメン」を目指す新入社員が多数。
○AI(人工知能)の発達には多くの人がプラスの影響を期待している。○理想の上司は「寛容型」と「ムードメーカー型」。
という点が概要として紹介されています。
■2018年度新入社員のキャリアに対する意識調査結果を発表 デロイトトーマツ
で、こちらはデロイトトーマツさんの調査。
1. 「今の会社で働き続けたい」新入社員は3年連続で減少
2. 「定時に帰りたい」新入社員は4年連続で増加し、初めて1位に。ワークライフバランス重視の傾向高まる
3. 今後のキャリアについては「管理職」より「専門家」志望が調査開始以来5年間トップを継続4. 将来のキャリアを決めている新入社員ほど学習している
5. スキルアップのために取り組んでいることとして、「アプリを使用した学習」が増加
こちらがサマリとして紹介されています。
■2018 年度 新入社員意識調査 <速報> JMA
日本能率教会さんによる調査。
今の気持ちを漢字 1 文字で表すと、「新」「挑」「努」がトップ 3 に。
など、ちょっと異色の調査です。
■2018年度 中堅・中小企業の新入社員の意識調査結果について 東京商工会議所
こちらの調査は対象者を中堅・中小企業に絞っているのが特徴的。就活やインターシップに関する調査項目が他の調査と比べると充実しています。
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